息子が学校へ行かないなら、フリースクールをやってみた

兎に角、学校へは行かない選択をした息子ろろ
親として出来ることはないか模索し続けた日々。

職場の方のお嬢さんが、アメリカ在住で、しかも自然が豊か過ぎて学校にとても通えないから、
4人のお子さんを自宅で勉強させて、高校、大学から(車を自分で運転できるようになって)
通学するようになったと、教えていただいた。
4人のお子さんが学んだのは、ホームスクール。
母親が主に教師となって、勉強を教えたとのこと。
(基本的な学習はもちろんですが、自給自足の生活を基本に、
鶏、豚等を飼育し、必要に応じて解体、カエルなども捕まえて解体。
サバイバル的な要素もふんだんに取り込んだ生活を聞かせていただきました。
サバイバルについてはできなくても、基本的な学習についてラボでは注目しました。)
州の法律に基づいて認められた教育方法の一つとの事でした。

これは面白い!
早速、ネットで色々調べると、日本でも学校教育に疑問を持った親御さんが、
地元の学校と交渉して我が子をホームスクールで教育している事例がいくつも出てきた!
ただ、この事例の共通点は、全て都会の学校!!
明らかに田舎のこの地域で可能なのか?!
それは・・・
やってみなくちゃわからない。
(N○K教育科学番組のきめ台詞。何となく好き。)
兎に角学校へ相談。
が、案の定、言葉を知らない!
(私も知ったばっかりだもの。だから、責める気はない。)
「ホームスクール❔何ですか?それ。」
そんな感じでした。
「自宅で学校と同等の教育を受けさせることです。」
と、簡単に説明しました。
「では、教育委員会とも、相談してみます。」との回答。

数日後のお返事。
「当市では、ホームスクールというものを、認めることはできません。
市の教育委員会からの回答ですので、学校としても認めることはできません。」
やはりなぁ。。。
「じゃあ、フリースクールならいいんですね?市内にいくつもありますし、市の施設としてもありますよね?」
「まぁ、そうですが。。。ただ、市の施設以外は、学校として認めらていないので、登校扱いにはできません。」
との事でした。
なかなか手強い!
市の施設も息子を連れて見学したけれど、、、なじめる雰囲気ではなかった。
退職した校長先生のたまり場の様だった。。。

田舎は自然に溢れている。
そのままの自然を満喫すること、
静かに自宅で学習すること、
学校には出来るだけ放課後に顔を出すことを基本に、
息子と2人きりの、
小さな小さなフリースクールを立ち上げて、活動することにしたのです。
それが、5年生の1学期の終わりの事でした。