手放すこと

昨年、車検間近を機に、トヨタのエスティマ四輪駆動を手放した。
とても役に立った愛車だったが、家が手に入った時点でこの車の役割は終えていた。
借家暮らしの時は、万が一の自然災害の時、逃げたり、一夜を過ごせたりする場所にもなると、8人乗りの大きな車を望んで手に入れた。
だが、お陰様で、地に足着いた土地付きの家では、何かあったときでもどうにか生活できるので、これは手放すときなのだと感じ取り、車検の一月前には、手放す行動を起こしていた。
感謝の気持ちと共に車とさよならをしたものの、手元に残ったのは四輪駆動の軽自動車一台。タイミングよく知人から格安で譲ってもらった。
しばらくはこれで十分。
だが、問題は長女るる、18歳。高校卒業後は直ぐに免許取得で、車もいる。
田舎は、一人一台当たり前。そうでないと生活できない。
手放したことを少し後悔した。
が、兎に角、山道、雪道、が想定されるこの土地では、四輪駆動必須。
でも、軽自動車でいい。
しばらくネットサーフィンで好みの自動車をリサーチ。
スズキ、トヨタ、ダイハツ云々。

でも、ふと思った。
現実的に、今の私に新車にお金をかける暇なし。
4月から大学、中学新規進学者がいるのだから。。。
ああ、そうか、考えても仕方ない。
車の事は、天に任せよう。
必要があれば、天から何かアクションがあるはずだ、と。
で、考えるのをやめた。車が欲しい感情を一度手放した。

そのとたん、車の話が天から降ってきた!
別の友人が急に、わけあって車を一台引き取ることになったという話しをし始めた。
でも、2台もいらないんだよね。。。
え!うち、いります!引き取ります!
とんとん拍子に話が進んで、
やはり超格安で譲っていただける運びとなった。
車種は、四輪駆動で究極のツーシーター、

軽トラック!

都会じゃちょっと、、、と思うかもしれませんが、田舎では大変重宝する車。
なんと有り難いこと!
これで、私の活動範囲も幅が拡がりそうだ。
只今、譲渡手続き進行中。

日常で、気に病むことは、大なり小なりあるもの。
だが、それらに囚われそうになったら、手放すことが良いのだと教えていただいた。
小さなこと、大きなこと、
こだわらずに手放すと、思わぬ方向から解決策が見つかる。
実践すると、本当にそんなことが起こる。
直近で手放すことで起きた出来事の紹介を今日は致しました。。。