先生の悪口を子供の前で言ってはいけません

去年まで不登校だった長男ろろ。
浮きつ沈みつしながらも、元気に学校へ行けるようになった。

だが、先日やけに落ち込んでいた。
さりげなーく聞きだそうとしても、はぐらかされてしまった。
これも成長のひとつだなぁと内心微笑みつつ、でも気になる。
翌朝、登校前に本人から話し始めてくれた。

学校の先生に怒られたそうだ。
活動時間中に考えてもできなかったお世話になった方々へのお手紙を
持って帰って自宅でやってよいか。
そう、願い出たら、
「ここで出来ないものがどうして持ち帰ってできるものですか!」
と、その後1時間お説教。。。
1時間はオーバーかもしれないとは言っていたが、それくらいに感じたそうだ。
まあ、内容はともかく、何故そんなに長くくどくど説教する必要があるのか?
当の本人は、一つも納得していないし、逆に不満を抱えていた。
理不尽にも感じていた。

時間とエネルギーをなんと無駄に使っていることか!!!
叱るときは、短い時間ですぱっと。
叱ることの趣旨が相手に伝わらなければ叱る意味がない。
理想論かもしれないが、教育者にはやってほしい叱り方だ。

彼の担任が、ねちっこくて細かい、口うるさい、、、
という話は、ママ友の間でも広がっている。
私個人としては、昨年1年間の不登校対応がひどすぎて、
一つも信用していないので、どうでもよいのだが、、、。

で、私の率直な気持ちを息子に伝えた。
「母はあなたの担任、実は大嫌いなの。こんなこと、親の立場で子供には言ってはいけない事なの。でも、あと卒業まで1か月ちょっと。変に気を回してもしょうがないから、正直に言う。ここまで来たら、後は我慢して何とか乗り越えなさい!お母さんはあなたの味方。何かあればいつでも学校へ出向くからね!」
そう言って息子を送りだした。

5人の子供がいるママ友、末っ子がうちの息子と同級。
彼女曰く。
「いや〜小学校の先生カオスな人、多いよね。中学行けばろろ君も大丈夫よ~。でも、中学校もカオスだわ・・・。」

そう、お母ちゃんたちは知っている。
学校の先生方の良し悪しを。
任せられる担任に当たれば安堵し、そうでなければ気をもんでいる。
でも、我が子を学校にとられている以上、なるべく穏便に済まそうと、じっと息を殺している。
いざという時は立ち向かう覚悟で。